UNETのソースコードをDLしたり改造したりする方法
UNETのHLAPIの部分はオープンソースとなっており、自由に閲覧したり、改造したりできます。
なお、使っている環境は次の通りです。
- Windows 10
- Unity 2017.3
- Visual Studio 2017
ダウンロードする
UNETのソースコードはGitサービスのBitBucketで公開されています。
Unity-Technologies / Networking — Bitbucket
GitクライアントからCloneしたり、zipでダウンロードしたりできます。
ここでは、zipでダウンロードする方法を紹介します。
https://bitbucket.org/Unity-Technologies/networking/downloads/?tab=branches
↑ここにアクセスして、自分が使っているUnityのバージョンのソースを、画面右側の「zip」というリンクをクリックしてDLします。
DLしたら、zipファイルを解凍します。
解凍結果はこんな感じです↓
ソースを読む
解凍結果に含まれるNetworking.slnをダブルクリックすると、Visual Studioが起動します。
このソリューションは、4つのプロジェクトから構成されています。
HLAPIの各種コンポーネント(例:NetworkManagerとかNetworkIdentityとか)はUnityEngine.Networkingプロジェクトの中です。見ることになるのはほとんどこれだと思います。
改造してUnityに反映する
ソースの改修作業自体は、Visual Studioで普通にやっちゃってください。初めての場合はとりあえず、NetworkManagerのAwake()あたりにログを追加してみるとかが良いかと思います。
ソースを改修したら、
メニュー>ビルド>ソリューションのビルド
でビルドします。
Unity2017.3版において、依存関係のせいだかなんだかよくわかりませんが、一度目はビルドエラーが出ます。
再度ビルドします。すると今度はエラー無くビルド完了します。
ビルドが完了すると、ソリューションのフォルダー内にOutputというフォルダーが出来ています。
Outputフォルダーの中身はこんな感じです↓
↑これらを全て選択し、Unityインストールフォルダー内にあるNetworkingフォルダー内に上書きコピーしてください。
※Unityインストールパスは適宜読み替えてください。
※実施前に、Networkingフォルダーはバックアップを取っておきましょう。
※コピーする際、Unityは終了しておいてください。
以上で適用完了です。Unityを普通に起動すれば、変更が反映されているはずです。
改造時の注意点
- 改造はプロジェクト単位ではなくUnity単位。全プロジェクトが影響を受ける
- 複数人で開発を行っている場合は、全員のマシンで上記の作業が必要
- Unityをバージョンアップしたら、消えてしまう
デバッグ(ステップ実行)のやり方
わかりませんでした・・・どなたかわかる方、教えてください😭