UNET Network Simulatorを使って、遅延をシミュレーションする

ネットワークゲームを作る際は、ネットワークによる情報伝達の遅延やパケットロスを必ず考慮する必要があります。それをサポートする機能であるNetwork Simulatorの使い方を解説します。

※インターネット接続の場合です。LAN接続前提の場合はそこまで神経質にならなくても大抵問題ありません

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UNET NetworkDiscoveryでIPアドレスの入力を省く

UNETでネットワークゲームを作って、別のマシン同士で通信プレイする際に、面倒なのが、IPアドレスの入力です。

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口頭で「いちきゅーにーのー、いちろくはちのー、」とかやるのは、あまりにもスマートじゃないです。

このへんをスマートに解決する機能「NetworkDiscovery」の使い方を紹介します。

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UNET MatchMakerを使ってインターネット経由で接続する

ネットワークゲーム」とひと口に言っても、いろんな接続方法があります。まあ、遊ぶ側の視点でネットワークゲームと言えば、インターネット経由での接続が当たり前ですが、様々な理由により、それはそんな気軽に開発できるものではありません。だからUNETの初心者向けの解説資料のほとんどがLAN(ローカルエリアネットワーク)接続前提です。当然、LAN接続では、同じ施設内でしかプレイできません。でも、やっぱりインターネット経由で、世界中の人とプレイするゲームが作りたい!そう誰もが願うはずです。

その願いを簡単に叶えてくれるのが、Unity MultiplayerおよびMatchMakerです。

今回はMatchMakerの使い方を解説します。

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UNETのソースコードをDLしたり改造したりする方法

UNETのHLAPIの部分はオープンソースとなっており、自由に閲覧したり、改造したりできます。

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なお、使っている環境は次の通りです。

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UNET NetworkAnimatorでアニメーションを同期させる

3Dの人型キャラクターが登場するネットワークゲームでは、キャラクターの位置が同期するのは当然として、アニメーションも同期している必要があります。

アニメーションの同期方法は色々と考えられますが、この記事では、UNETが標準で用意しているNetworkAnimatorという機能を使ってアニメーションを同期させる方法を解説します。

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